懸賞で当たるもの835件を数えた|デジタルギフトは紙の商品券の10倍当たる
懸賞の賞品として実際によく出るものを835件から集計。最多はオリジナルグッズ18%でした。同じ金券でも、紙の商品券は当選人数の中央値110名、デジタルギフトは1,050名と約10倍の差があります。
「懸賞」と聞いて思い浮かべるのは、テレビや旅行といった豪華賞品かもしれません。ですが実際に募集されている懸賞を数えてみると、いちばん多いのはオリジナルグッズと食品の詰め合わせでした。
そしてもうひとつ、はっきりした傾向が出ました。同じ「金券」でも、紙の商品券とデジタルギフトでは当選人数が10倍近く違います。
集計の前提
アタリバに掲載している応募受付中の懸賞835件の賞品内容を、含まれる言葉によって分類しました。1件の懸賞に複数の賞品が設定されていることが多く(「A賞:宿泊券、B賞:QUOカード」など)、その場合は該当するすべての項目に数えています。そのため件数の合計は835件を超え、割合の合計も100%にはなりません。
当選人数は公表されている懸賞に限って集計し、真ん中の値である中央値を使いました。一部に数万名規模の大量当選があり、平均値では実態からかけ離れるためです。集計は2026年8月時点のものです。
なおアタリバは企業のプレスリリースを主な収集元としているため、メーカーが実施する懸賞の割合が高くなっています。日本の懸賞全体の統計ではなく、当サイトが集めた範囲での傾向としてお読みください。
賞品によく登場するもの
賞品 | 件数 | 割合 | 当選人数の中央値 |
|---|---|---|---|
オリジナルグッズ | 149件 | 18% | 300名 |
食品・飲料の詰め合わせ | 138件 | 17% | 240名 |
商品券・ギフト券 | 121件 | 14% | 110名 |
旅行・宿泊・招待 | 81件 | 10% | 130名 |
QUOカード | 78件 | 9% | 410名 |
デジタルギフト・電子マネー | 73件 | 9% | 1,050名 |
テーマパークのチケット | 21件 | 3% | 80名 |
家電・調理器具 | 19件 | 2% | 133名 |
件数でいちばん多いのはオリジナルグッズ(149件)と食品・飲料の詰め合わせ(138件)で、この2つで全体の3分の1を占めます。非売品のノベルティや商品の詰め合わせは、メーカーが自社の商品を賞品にできるぶん用意しやすいのだと考えられます。
一方、テーマパークのチケット(21件)と家電(19件)は、あわせても40件しかありません。目立つ賞品ほど数が少ないというのは、感覚とも一致するところです。
同じ金券でも当選枠は10倍違う
この集計でいちばん差が大きかったのが、金券のなかでの違いです。
金券の種類 | 件数 | 当選人数の中央値 |
|---|---|---|
デジタルギフト・電子マネー | 73件 | 1,050名 |
QUOカード | 78件 | 410名 |
商品券・ギフト券(紙) | 121件 | 110名 |
紙の商品券が110名なのに対し、デジタルギフトは1,050名と約10倍です。QUOカードはその中間の410名でした。
理由は届け方の違いにあると考えられます。紙の商品券は印刷して郵送する必要があり、当選者が増えるほど手間と送料がかかります。デジタルギフトはURLやコードを送るだけなので、当選枠を1,000名に広げても主催側の負担はほとんど変わりません。QUOカードは紙ですが、金額が小さく郵送も軽いため中間に位置しているのでしょう。
賞品の額面によって当選人数がどう変わるかは賞品別の狭き門|懸賞535件でわかった当選人数の差と、金券の額面別の傾向で扱っています。
賞品から応募先を選ぶときの目安
- 「使えるものを確実に狙いたい」なら、デジタルギフトを賞品にした懸賞。当選枠が中央値1,050名と大きく、応募方法もWebやLINEで完結するものが中心です。
- 同じ金額の金券でも、紙かデジタルかで当選人数がまったく違います。現金・金券が当たる懸賞を見るときは、賞品の欄で受け取り方まで確認してください。
- テーマパークのチケットや家電は中央値80〜133名と枠が小さく、応募が集中しやすい分野です。狙う場合は本命を絞ったほうが現実的です。
- オリジナルグッズは件数が多く、当選人数も中央値300名と手堅い分野です。グッズが当たる懸賞から探せます。
集計についての注意
- 分類は賞品内容の文章に含まれる言葉による機械的なもので、表現が違えば拾えていない懸賞があります。割合はおおよその目安としてお読みください。
- 1件の懸賞が複数の項目に該当するため、件数の合計は835件を超えます。
- 当選人数は当選確率ではありません。応募者数は公表されないため、当選人数が多い懸賞が当たりやすいとは限りません。
- アタリバはプレスリリースを主な収集元としているため、日本の懸賞全体の傾向とは異なる可能性があります。集計は掲載の入れ替わりによって変動します。